花と幻

見たものを書き留める忘備録

最遊記歌劇伝-Darkness- リリースイベント 1部

 

1月10日 最遊記歌劇伝 -Darkness- DVD発売記念イベント に参加したレポです。

 

Togetterのまとめ

最遊記歌劇伝Darknessリリースイベント(第1部)レポ・感想まとめ - Togetter

最遊記歌劇伝Darkness リリースイベント(第2部)レポ・感想まとめ - Togetter

 

登壇者:鈴木拡樹・椎名泰三・鮎川太陽・三上俊・法月康平・成松慶彦・うじすけ 

 

以下 拡樹くん、鯛ちゃん、太陽君、三上さん、法月さん、成松さん、うじすけさん

 

最遊記歌劇伝の楽曲がかかる中開演を待ちます。

壇上の手前には、下手に司会者の机、出演者の椅子が並んで6脚。

舞台中ほどに薄い幕がかかっており奥からのライトの色で舞台を飾っていました。

その薄い幕の前に上から吊り下げた大きなスクリーン。

私は1階席の最後列、端から2番目…という席でしたが、

緩やかに傾斜がついた客席の為、全体が見渡せました。

(音響さんたちのブースも見えて、スーツの偉い人?がそこで打合せしつつ観ているのもみえましたよ)

イベントの間は話している出演者がスクリーンに映される親切設計。

 

初めにうじすけさんが登場。

最遊記歌劇伝 恒例の呼び込みで

最遊記歌劇伝」と言ったら、「ダークネス」と答えるコールアンドレスポンス。
1回だけ練習し、即座に褒めてくれるうじすけさん(時間無いので食い気味に)
元気に言うと元気な三蔵さま達が出てくるらしい。

(元気な声じゃなかったらどんな一行が出てくるのだろう…笑)

 

うじすけさん「最遊記歌劇伝」

客席「ダークネス!!」


先頭の成松さんがテンション上げてウェイウェイしながら出てくる。

他の出演者も元気に登場。
座る順番は下手から
司会のうじすけさん、三上さん、太陽くん、拡樹くん、鯛ちゃん、法月さん、成松さん。

(登場して椅子に座る三上さんのシルエットが女優さんのそれだった)

 

拡樹くんの服装は例のよく着てる水玉シャツに黒いパンツ。
赤い靴下に紐無しの赤いシューズ(靴底ゴム部分は白)腕には赤い革紐。

前髪を下ろした黒髪。

スクリーンにトークテーマが映し出されます

最遊記歌劇伝を振り返って」

 

コーナー趣旨がざっくりだったから答えづらそうで、

4年振りだけどどうだったか、というような話の流れになったような…。

ちょっとうろ覚え。

 

今回は4年ぶりの最遊記歌劇伝。

拡樹くんは久しぶり等は思わないで、いつも通りを心がけて稽古をしてきた。

でもゲネでふと、「あ、久しぶりなんだ」と思ってしまって

これ大丈夫かな、と不安になったことがあった。

お客さんが入る初日には建て直した。

鯛ちゃんは拡樹君のその話に

(4年ぶりだけど)「何にも思わなかった」とあっけらかんな回答。

異聞を観たりとかしてたからかな?と鯛ちゃん。
鯛ちゃん自信が悟空だから何も感じなかったのでは?とみんなに言われる。

(鯛ちゃんのこの「何も思わなかった」がとっても力強くて、

 本当に悟空みたいな座組の精神的支柱なんだなぁと思った。) 

 

悟浄は4年ぶりだけど、八戒と二人の関係は一から作った、と太陽くん。

さいねい龍二さんの八戒とは初めての共演なので)

さいねいさんとよく一緒にご飯を食べに行ったりした。
さいねいさんは絶対太陽くんに奢らせてくれない。ラーメン1杯でも。


鯛ちゃん&拡樹くんからさいねいさんの話。

最遊記歌劇伝以来プライベート等で会うことはなく本当に10年ぶりだった。

広島から来てくれていたので新幹線のチケットが分厚い束になってた事、

10年振りに会ったら昔より丸くなってたこと。

さいねいさんが尖っていた、というより

最初の歌劇伝、鯛ちゃんも拡樹くんもデビュー間もない新人で、
その頃のさいねいさんは厳しい先輩といった印象だったということ。

舞台に対する真摯な態度がそうだったのかな?と言ったような話題。
舞台について話すとさいねいさんは熱い男だと三上さん。

 

拡樹くんは4年ぶりに再開したことに関しては先ほど話したように

ゲネまで懐かしいとは思わなかったけど

さいねいさんに関しては懐かしいと思ったことが2回あった。
1回目はさいねいさんに「拡樹」と呼ばれた時。

2回目は八戒に「三蔵」と呼ばれた時。

 

今回はとてもタイトなスケジュールだった。

一行が揃って稽古したのは5日間くらい。

揃わないときは代役を立てる。
代役は三上さんが八戒の代役が多かった。

八戒のアクション、セリフなど全部入っていたしい。
(三蔵一行で誰かと言ったら八戒でしょ、

 というようなことを三上さんご自身が仰ってました)

「じゃあ代役やってる時に本役が来たらどうするの?」と成松さん。
それは首から下げてる(代役の)役名札をひっくり返して演じたりする。
あと玄奘三蔵の代役をやってた時に光明三蔵の出番が回って来た時は

轟(轟大輝)に札を渡して演じてもらった、と三上さん。

(轟君は拡樹くんの後輩なので、代役やってたと聞いてうれしい気持ちになりました)

 

絶賛稽古中!最遊記歌劇伝Oasisの稽古場の様子。

代役が…(笑)

 あと、4年ぶり、ということに関しては

ヘイゼル&ガトはそもそも初登場なので二人で「お返ししまーす」と仲良い感じだった。

ちなみに法月さんのヘイゼルとうじすけさんのフィルバート司祭は

京都弁の稽古があったので他の人よりも先に稽古入りをしたらしい。

 

最遊記歌劇伝darknessのDVDを見た感想」

演じる側は見られないからこうなってたんだ…と鯛ちゃん。
でもこのシーンの裏では次の準備で色々してた事などを思い出すらしい。

この辺りで三蔵の歯ブラシの話してたような。

あと、演出の三浦さんが骨折した話が出ていた。

松葉杖で差して支持するんだけど、
何でわかんないかなぁって結局松葉杖で歩いて来て教えてくれたらしい。
烏哭がうさぎのぬいぐるみから経文を取り出すところも、

ああなってたんだーと言っていたような…。

(ちょっとうろ覚え)

 

「自分の演じた場面で好きなところ」
三上さん、実は光明以外にもう1役演じている。
それは妖怪に襲われる村の娘役なんだけど、

初日にすぐばれて笑いが起きるはずじゃなかったのに起こってしまった。
だから次の回からは後ろ向いたりして顔を隠してる。

でも恥ずかしがってて可愛いと言われてしまった…。

ウイッグは一緒だからね、と三上さん。
三上さん鎖骨が綺麗で、女優じゃん…とうじすけさんら。


法月さん達は、今回三蔵一行を煽るのが多く、

それに対する一行の表情が面白かったらしい。
悟空はストレートに返してくるし、悟浄はカッカして、八戒はジリジリ、三蔵は無反応。

 

成松さんは、ガトがお留守番してて、三蔵と一緒に出てくるところ。

袖で拡樹くんと待機してるんだけど、

いつも「行きましょう」と言ってくれるので、はぁぁ~///みたいになってたらしい。
拡樹くんはこのシーンの入りが特殊なのでここなら照明にいい感じに入れる!

タイミングで声をかけてたらしい。

(拡樹君が1人で出ていく場面じゃないから、というようなことを言っていて、

 共演者も含めて全体を見た芝居をする鈴木拡樹サイコー!…と私は思った)

 

拡樹君、今回はタバコを吸うシーンが多く、

タバコの扱い(この辺り私の知らないカタカナ語か専門用語)について大変だった、

というような話になる。

本数が減ると出てこなくなるので出したのを袖でまた詰め直しているらしい。  

(ほかの方のレポで見るとプリセット。前もっての調整・準備のこと)

 

ここで法月さんから拡樹くんに質問。

今回三蔵は咥え煙草で喋ってるけど、あれは喋れるように練習してるのかどうか。

拡樹くんが言うには電子タバコでは重くて喋れない。

 喋っている時に使っているのは、改良されて唇で挟んでおけるタイプ(軽い)。

 

タバコ関連で太陽くんからも質問。

悟浄のハイライトは、

電子タバコ(暗転などで光らせる)

・火を付けたあとの焦げてるもの、

・まだ火をつけてないものの3種類。

三蔵のタバコはどうなのか。

 

三蔵は電子タバコとさっき言ってた

改造した唇で挟みやすい、軽くて柔らかいものの2種類、

火をつける前の先端は、火をつける仕草で隠している。

成松さんからも「はい!」っと拡樹くんに質問しようとするが、

時間がないからとうじすけさんに止められる。
拡樹くんに聞きたい成松さんがかわいかった。

 

「みんな(お客さん)からの質問コーナー」

 

まず最初の質問は

「ダークネス期間中に食べてた美味しいものを教えて」

太陽くんは毎日たこ焼き6個入り×3パックを買ってきていた。

ソースとマヨネーズをたっぷりかけて、子役達にもあげたり。

(三蔵もマヨネーズ好きだよねと拡樹君にも少し話が振られる。) 

 

交通会館の大阪アンテナショップということはここかな。

 

本当はソフトクリーム(クレミア)も買いたかったけど、

途中で溶けちゃうしアイスは最後に食べたいと太陽くん。

実は今日も中野の北口にある銀だこでたこ焼きを買ってきていた。
たこ焼き大好きなのでは…と言われる太陽くんに、

鯛ちゃんがタルるートくんみたいだと一言。
拡樹くんも、タルるートくん懐かしいと鯛ちゃんと一緒に笑っていた。

 

鯛ちゃんは焼きそば弁当
拡樹くん「スープが付いてくるやつね」

焼きそば弁当は元々北海道限定のカップ焼きそば。


焼きそば弁当がブームになった時に、人気過ぎて買えないから

演出の三浦さん(北海道出身)に鯛ちゃんが

「お母さんとかに送ってもらってよ」と ねだったのが始まり。
今では最遊記歌劇伝の定番みたいになって、味も塩・たらこと種類が増えた。

実は法月さんと成松さんの2人が焼きそば弁当の存在を知らず、

まだ食べてなかった事が判明。

 

次の質問

「するならどっち?A.金髪B.銀髪」

成松さん「Cにガトのドレッドを入れてください!」

成松さん曰く1番票が集まるはず!とのこと。

 

うじすけさんは銀髪。

でも髪がないから全部銀色に塗る。体も塗って…グレイ(宇宙人)になる。

 三上さんは銀髪(いつも金髪被ってるから)

太陽くんも銀髪。
拡樹くんは地毛で金髪も銀髪もやったことあるからまだやってないドレッドで。

拡樹くんがCを選んでくれた!!とめっっちゃくちゃ喜ぶ成松さん。

鯛ちゃんは銀髪。法月さんは金髪。ドレッドは洗うのが大変そうと言われてた。


そして成松さんは金髪。

そこはドレッドじゃないの?と総ツッコミが入る。

拡樹くんが言ってくれたからそれだけで もう満足らしい。

(成松さんの拡樹くん大好きオーラが凄い)

 

質問「うじすけさんはコーヒーをブラックで飲めるようになりましたか?」
→まだ飲めない。
拡樹くんはDVDで言ってたように飲めるようになったけど、

ホットならブラック、アイスならカフェオレと別れてるらしい。
今はちゃんと砂糖とミルクを入れさせてもらっている。

(よかったね…!!)

 

ここからは映像を観ながら話す
「オーディオコメンタリー」

 

まずはコメディパートの映像から。
「最初の宿屋のシーン・悟空から始まる玄奘三蔵ゲーム」
拡樹くんは日替わりはジャンケンのが好き。

鯛ちゃんと太陽くん、じゃんけんのってどんなだったけと話す。

悟浄とジャンケンをするが悟空がいつも同じ手しか出さない…というような内容。

この場面は事前にきちんと段取りをしてるんだけど、

あっち向いてホイの出す方向を決めてたのにそれを間違えちゃったりはしたらしい。
(映像見ながらきゃっきゃしてる出演者さん達がかわいい。目も耳も足りない)

 

「ローストビーフを奪い合う悟空と悟浄・三蔵達からのハリセン」
鯛ちゃん・太陽くん「後ろ見えないから怖い。本当に痛い」
拡樹くん「怖いの分かるんだけどね」
しかも太陽くんは光明三蔵のハリセンも入れて2回叩かれる。

ハリセンは1回で壊れちゃうので裏にたくさんストックがあるらしい。

 

「微熱大陸」

この時ガトは何してるの?

三蔵が履歴書を蹴った時に、ガトはショボーンとしている。

 

「設定の込みあった奴ら」
悟空が「こいつ強ぇ」って言うところは唐橋さん本気で力入れてくるし、突然力抜く(笑)その後の部分も唐橋さんが本気で抵抗してるらしい。


ヘイゼル&ガトはこのあと

弾丸が頬を掠めるところから入っていくので、タイミングが難しい。

あと、大佐の呼び方が決まるまで、

唐橋さんは少佐…閣下…?など色々考えていたらしい。

「この設定の多い人達はなんだったんでしょうね( ◜ヮ◝ )」と拡樹くん。


「三蔵ゲーム」と「設定の込みあった奴ら」
前者はきちんと段取りがあって、後者の方がアドリブで伸びる時もあるらしい。

 

続いてシリアスなシーンのコメンタリー
「子役ヘイゼルの出てくるシーン」
子役の歌や芝居などは法月さんが見てくれていた。

時間が押すとカテコに出られない事もあって、それは寂しかったね…と法月さん

(年齢的に時間が遅くなると最後まで出られない)
それだけに、あのバクステDVDの編集には悪意を感じる!と仰ってました(笑)

(法月さんクールな方かなと思ってたら、すごく良いお兄さんでした)

 

「司祭様のシーンから三蔵の殺陣」
三蔵の格好で刀持っている事に違和感を感じたと拡樹くん。
今回はタバコ吸って大人しいと思ったら刀持って振り回す…と中々辛辣なお言葉(笑)

「(刀は)3手だけ…」と言ってた。

 

「悟空復活から斉天大聖戦」
禁鈷を外された悟空登場。ギラギラと辺りを見回す。
「目がイッちゃってる」


プロジェクションマッピングに合わせて攻撃する斉天大聖。
拡樹くん「ここ合ってるの凄いよね」
鯛ちゃん「俺からは見えてないからね」

ガトを生き返らせるヘイゼル
法月さん「あー!ストックが!」
成松さん「(生き返らせてくれて)ありがとう」

弾丸を手で止める斉天大聖
「ヤっちゃってる」

鯛ちゃん「さっきからイっちゃってるとかヤッちゃってるとか!」


八戒制御装置外す→三蔵が出てくる
拡樹くん「しれっとでてきましたねー」

(鯛ちゃん「主役だから出てくるでしょ」というようなツッコミ)


緊急事態なのでガトさんを貸してください
「ガトどうする?」
法月さん「とりあえず1回歌って、ガトに考える時間をあげます」

悟浄が金鈷を嵌め直すシーン。

鯛ちゃんは失敗して目隠しみたいになるかと思っていたけど

太陽くんは1回も失敗しなかった。

太陽くんによれば、禁錮を振り上げる時は素早く。頭に付ける時はそっとらしい。

(実際に腕を振り上げて)

あと斉天大聖戦はうじすけさんは袖で見て、

唐橋さんと三上さんは次の出番があるからその時鏡見てたらしい。

 

オーディオコメンタリーの次は「ゲストからVTR」
鯛ちゃん「誰かな?拡樹かな?」
拡樹くん「ここにいるよ」

唐橋さんからの映像でした。


クリスマスツリーっぽい飾りのある部屋にいる唐橋さん。
挨拶して話始めるも今こちらに出演しており…という感じで

一瞬画面に映る 維伝のポスター画像。

 「え!!大丈夫なの!?」「こわいこわい!!」と出演者&客席・爆笑混乱
その後落ち着く間もなく唐橋さんの画面上から黄色いクマのお尻が降りてきたり、

画面前に出てきた黄色いクマの方にピントが合っていたりと

やりたい放題&なぜかやたらと多い画面カット。
かろうじて聞き取れた「続けていきたいです!」の言葉と共に一気に引くカメラ。

 

唐橋さんはパンイチだった………。

 

鯛ちゃん「唐橋ーー!!」
拡樹くんと鯛ちゃん、「出会った時は厳しい先輩だったのに…」
鯛ちゃん「まぁ俺は好きだけどね」

 

唐橋さんのVTRにこの日のほどんどを持っていかれました。

たとえ今回のリリイベが映像化しても絶対収録できないやつでした。

 

最後は「最遊記歌劇伝オープニング歌唱」

拡樹三蔵様の「準備はいいか、野郎ども!!」

で歌がスタート。

八戒のパートは三上さんが歌う。
法月さんは相変わらず歌上手い。
拡樹くんも依然より格段に上手くなってた。
全員がめちゃくちゃ格好良かった!!

(特に拡樹君の歌い方からは、

 この曲のメインをきちんと自分が歌うんだ、

 という気概のようなものを感じました。堂々とした歌いっぷり。

 「我が師を亡くし孤独を選び…」の部分はオペラグラスで表情を見ていたのですが

 歌にも表情にも感情が乗っていてとても切ない。

 3月のリトルショップオブホラーズがより楽しみになりました。)

 

この後に一人一人挨拶があったのですが、唐橋さんのVTRと歌の格好良さに

全てが吹き飛びました…。

でもうじすけさんが出演者としても、

いちファンとしても最遊記歌劇伝が大好きだと仰っていたの印象的がでした。

みんな仲が良くて、今回も良い座組だったんだなぁという印象。

 

以上、最遊記歌劇伝Darkness1部のイベントレポでした。

 

 

 

会場で販売された特別版のDVDは前景映像と未収録バックステージで

購入した価値がありました。

物販調べずに行ったので、最後に案内してくれたうじすけさんありがとうございます!

日替わりの玄奘三蔵ゲーム、 開始前後のナレーションのアフレコの様子、

それぞれのお弁当チョイス…。

どれを取っても観たかった映像しかない夢の20分だった…。

全景映像だけだと思って油断して観てたから余計に尊さアップ⤴︎︎⤴︎︎

後日通販もあるそうです。

 

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