花と幻

見たものを書き留める忘備録

鈴木拡樹ファンイベ2021/07/17

今回初めて拡樹くんのファンイベントに参加してきました。

こんなご時世なのでダブルマスクでこっそりでしたが、やっぱり行って良かった。

 

イベントポスター

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飛んでる…✨

いつ頃撮ったんだろう。

 

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噂の試される階段。

 

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外は快晴、真昼のお月様も見守ってくれています(撮影時は月に気付いてなかった)

ちなみに調べたら上弦の月でした。

 

 

席は1階のかなり下手側の席でした。

舞台が近い。

や~、これは近すぎて神気で焼け死ぬな(笑)などと思ってそれをツイートしてました。

 

普段は研修などが主のホールなので、シートではなくコロコロの着いた椅子です。

距離を取るために、1席分間をあけ、前の席と交互になるように配置されていたのでかなり見やすい。

 

扇形の角の部分がステージになっているような会場の作りなので、舞台袖で幕から出てくる場所が有りません。

どこから出てくるのかなぁ……等と開演前の自分は呑気に思っていたのでした。

 

時間になると、舞台の開演時と同じように音楽が大きくなり会場の電気が消えました。

上手後方のスポットライトが光り、下手客席の後ろの扉から、いんぷろでお馴染み、矢野さんが入ってきました。

えっ、嘘。この流れで行くと私の後ろからとんでもない近い距離で推しがやってくるんですが…。

矢野さんのご挨拶の後に拡樹君が同じく下手客席の後ろの扉から登場しました。

 

数分前の自分…。お前のすぐ後ろから推しは登場するぞ。

 

今回は2階席、3階席も使っているので、上の方にも伝わるように両手を手を振ってくれる拡樹くん。

拡樹くんは下手側、矢野さんは上手側のポジションでした。下手側なので今回残念ながら細かい表情は見えず…。

今回はフェイスガード等は無し。髪ツヤツヤ。横顔綺麗だな、今日は靴下なしかな、くるぶし見えてる…などと不埒な事を考えていました。

ちなみに今日のお衣装は紺色のジャケット(バクマン舞台発表の時のもう少しラフなかんじ)と水色に細かい柄のシャツ、カーキ色の足首が詰まったズボンに紐のない真っ白なシューズ(靴下はおそらく無し)長めの黒髪でした。

フォロワーさんが言ってたけど髪はシーモア役に向けて伸ばしている可能性も有りそう。

 

(追記:靴下の件2回書いてるけど絶対領域に視線を吸われていた結果なので修正はしないでおきます)

 

色々話していくけど去年はファンイベは中止だったので、2年分なのでいろいろ忘れてるかも、と拡樹くん。

 

今回は声出しはNG、拍手や頷きなどで反応OK、ということで、まずは「拡場で語る、あの時のコーナー」

コーナータイトルはうろ覚えですが、「拡場で語る」の部分は、お釈迦様が弟子や動物に囲まれて森でお話してる場が頭に浮かんできたのでそんな感じのタイトルです。

他にも「拡場」がつくタイトルのコーナー有ったけど忘れてしまった…。

 

まずは「死神遣いの事件帳」について。

「これは、出ます」と拡樹くん。

記憶が出てきます、の意味です。

 

撮影が2月頃でとても寒かったとの事。

前作(たぶんGOZENかな?映らぶの可能性も捨てきれないけどそれなら名前を出してくれると思うので)でも冬の撮影で寒かったらしいけど着物だから厚着もできなくてとにかく寒いかった、映像特典でも寒がってるところが写っていると。

映画村のセットはあんな感じ(街丸ごとセット、みたいな意味かな)だけど、芝居で変わったりすることはある?と矢野さん。

そのまま有るので、風景などをお客さんに想像してもらう必要は無いのかな……でもその想像してもらう作業が自分は嫌いじゃないので、と拡樹くん。

舞台刀剣乱舞の360°の殺陣でも言えることだけど、殺陣のシーンでは沢山カメラが有って色んな角度から見られるので、カメラの位置を確認しながら"かぶせ"を気にしたり決めたりしていたとのこと。

私はこの"かぶせ"の正確な所の意味が分からないので違うもしれませんが、役者同士の立ち位置による重なりの事かなと思いながら聞いていました。見る場所(カメラ)によってはずっと後ろ姿とか、相手しか映っていないとかにならないように気を付ける感じなのかなぁ。

 

この時気にしていたことは舞台刀剣乱舞(无伝の殺陣)でも応用してると言っていました。

 

髑髏城で上弦に出ていた高田聖子さんはお芝居のバリエーションが多いので、どんな感じで演じられるのか色んなバージョンを考えていたとのこと。

 

(追記:死につか特典映像の話で、拡樹くんはけん玉は全然できないんだけど、台本には「できてもできなくても自信満々な感じでやってください」って書いてあったらしい。普段できないからその場でいきなりできたりはしない…とお話してました)

 

あとは幻士郎の名乗りのシーンでは、本当に水の上に立っているのではなく前に水を置いて…と映像特典に撮影風景が写っているシーンの現場での話。

殺陣師の栗田さんが先にやって見せてくれていたけど、目で見たシーンと実際にカメラを通して完成したシーンとは違ってカメラマジック、映像作品だと完成するまでどんな風になるのか分からない。

CGを使うシーンではグリーンバックで撮影しているので、役者はより想像力が必要かも、と。

 

しにつか撮影日は全日晴れていたとのこと。拡樹くん曰く撮影は大抵晴れるけど、晴れすぎていても困ることが有って、俺地図なんかだと衣装が金ピカで反射してしまって困ったり、道を行く人が眩しそうにしてたと昔の撮影の話もしてくれました。

最近アマプラで俺地図は配信されたのを拡樹くんは知っていたのか否か…。

 

次はカフカの東京絶望日誌

婚活回だと教会で叫んでたけどどんな気持ち…?と矢野さん。

とにかく必死と拡樹くん。神様が後ろにいらっしゃるのは分かってるけど、必死でやってたらしい。

(この辺の神仏に敬意を払った言い回しが素敵だなと思って聞いていました。)

ポジティブカフカの黄色いTシャツは現場に行くまで有る事を知らなかったという拡樹くん。

グッズで出せば良かったのに、今日のイベントで販売したきっと会場の半分は着てくれるよ、と矢野さんは言い会場も拍手でしたが、拡樹くんは 着るような状況無いよ…と冷静な反応。

 

YouTube版の時の最初のマックスブロートの撮影時には拡樹くんも現場に居たらしくその時にマックス役の中山求一郎さんにも会っているけどまさか東京でまたカフカとブロートが会うとは思っていなかったらしい。

ちなみに拡樹くんはポジティブカフカがマックスを「メァ~ックス」と呼ぶところが気に入ってると言いながらこの言い方をやってくれました。

 

お次はスマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼~

意外な役で出ていましたねという矢野さんに、僕が社長なんてね…と言う拡樹くん。

会場は「違う、そっちじゃない」の空気w

ITの話になって、

「IT会社の社長なので、ワープロ……?文字を打つ……」「キーボード(矢野さん)」

一応それっぽくなるように、「あ」とか「う」になる使いそうなキーボードは覚えて行ったものの手元は全カット。

拡樹くんはマウスの扱いも苦手で、上手くカーソルが置きたいところに行かないし、行ってクリックしようとするとズレて上手く押せないらしい。

白石さんの役に最初に話しかけるシーンでは、あまり裏の事情のことは表に表現で出してないみたい(出すと展開がすぐに分かってしまうので)。断言を避けているのか、もう少しぼやけた言い方だったように思います。

最後のシーンは拡樹くん的にはまぁそうなるだろうなぁ……という感じらしい。

 

矢野さんは「うちのガヤがすみません」に拡樹くんが出ていた時も見ていたらしく、疲れた時にはジャンプとコーラらしいけど、拡樹くんあんまりコーラのイメージないよね?と聞いていましたが、拡樹くんが言うにはあれは公造さんのネタだそうです。

 

でも拡樹くん、実はこの記事で疲れた時はコーラとジャンプって言ってるので、多分忘れてるだけw

https://www.atpress.ne.jp/news/143812

 

ぷちいんぷろのコーナー

今回はあまり大き声は出せないので、反応が分かりにくいかもという話に。じゃあ直に顔を覗きに行きます!という拡樹くん。(実際にそんな事されたら、洗いざらい吐いてしまいそうw)

イベント1回目はお題の内容半分は当たるも頑なに首を振っているお客さんがいたので、判定の厳しさは客席次第らしいw

 

遮断タイムで後ろを向き、ヘッドホンをし大音量の音楽をかける拡樹くん。

この時のプレイヤーの操作をする拡樹くんは、現代の人だったんだ…って感じがして毎回好きな瞬間です(笑)

後姿に矢野さんが「今回は絶対当てような!」と声をかけますが反応が有りません。

遮断タイム拡樹くんが聞いてた音楽は何か「ファイヤーファイヤー」歌ってるやつで、気になるのでプレイヤーに出るタイトルを見てたらしいwマネージャーさんが聞いてるやつだと思うので後で聞いてみる、と。

 

お題は「僕が雨男だ」(秘密の台詞)

「楽しみにしてた観光」で男二人で観光に来たシュチュエーションに。

これから東京スカイツリーに登るらしい所まで来て、どうやら雲行きが怪しいらしい。

スカイツリーの下で拡樹くん、矢野さんに「雨男なんじゃないの?」

惜しいwww

雨男を矢野さんにしようとする拡樹くんw

ちょっと問答して、「俺が行ったところはいつも晴れてる」と矢野さんが言い募り、会場の反応もあって拡樹くんが「答え分かっちゃった」と言います。

シチュエーションとしてはまだスカイツリーの下なので、せっかくだから登ろうと言う拡樹くん。

「登れば登るほど曇ってきそう」と矢野さん。

登るか登らないかのやり取りの後、最後はエレベーターに乗り(ドアが開くジェスチャーと後ろで閉じるジェスチャー、ボタン操作のジェスチャー有り)

案の定雨で景色は見えず、「俺が雨男だ!」で見事正解しました。

 

なんとか矢野さんを雨男にしようとする拡樹くんと、答えが分かってからの引っ張り(とにかくスカイツリーは登りたい)がめちゃくちゃ面白い回でした。

ちなみに拡樹くんはスカイツリーはまだ登った事が無いらしい。

 

次は行動を当てる、秘密の行動

また遮断タイムに入る拡樹くん。矢野さんがお店にスイカジュースが有った話をしますが反応は有りません。

遮断タイム終了。今度の音楽は「デストロイデストロイ」言っていたようです。

 

今回のお題は「駄々を捏ねる」(秘密の行動)

「ほら、さっさと帰るよ」と矢野さん。

シチュエーションが分からないので「分かった」と素直について行こうとする拡樹くん(大人)。

何とか拡樹くんの設定年齢を下げるべく、もうお兄ちゃんなんだから、小学生でしょと言う矢野さん。

小学生?と戸惑いつつも、「弟の面倒見る」と素直な拡樹くん。

途中で弟も一緒に来てるシチュエーションだと思ったのかな、「…弟は?」と矢野さんに聞きます。

ここで、弟の誕生日プレゼントを選ぶ為に拡樹くんがお父さんと二人で玩具屋さんに来たシチュエーションが決まりました。

弟のプレゼントは4万円もするらしいwwが、まだ駄々をこねる気配のない拡樹くん(小学生)。素直な良い子すぎる(ノД`)

表情のない子ね、といわれて、もっと元気な小学生で良いと気が付く拡樹くん。

僕も買ってほしいと言いますが、誕生日はまだ先だからと断られてしまいます。帰ろうとする矢野お父さんにもう一度買ってとお願いする拡樹くん。

惜しい!まだ大人しい良い子!

会場の反応で何かに気づいた拡樹くん

「買ってよ~!!」と地団駄を踏んで正解しました。

小学生だからもっと自由で良かったんだ、と拡樹くん。まずは状況と相手の役を見ながらなのでそれが難しいとの事。

本人が素直だからか、なかなか我儘を言うシチュエーションにたどり着くのが難しそうでした。

 

次は質問コーナー

箱に入ったお客さんからの質問を引いて答えるコーナー

 

1つ目は演劇歴6年目の方から、どうすれば滑舌が良くなるのか。

この質問、拡樹くんかなり考え込んでいました。矢野さんが読み上げた紙を見せてもらい、内容をしっかり確認して、沈黙すること何秒……。

(真剣さが伝わってくる)

公演前は喉を慣らしたりはするけど、それは滑舌には当てはまらないだろうし……。

拡樹くんは演劇ワークショップなどにはあまり行けなかったので(デビューからの仕事量を見ているとさもありなん)自分で本などで調べて、屈んだ時と、立っている時の声の出し方の違いでムラが出ないようにするやり方などは勉強したそうですが、それはやはり滑舌にはあたらないし……と。

滑舌そのものについてどうこうというのは出てこなかったので、矢野さんも一緒に考えて、自分に合ったやり方を探すのが一番良い、というような所に落ち着きました。

 

次は「大河と朝ドラならどっちに出たいか」

考えてる拡樹君。朝ドラは内容にもよるし…と。

最終的には、「今日の気持ちで言うと〝朝ドラのヒロインの女の子が焼きそばを買いに行くお店で、かき氷を作ってるお兄さん〟の役」とのこと。

ヒロインがいつも来るから何を頼むか分かっていて、注文を言う前に「はい、レモン味」とかき氷を出してくれる。そしてそんな役なら何か甘い展開が……と思いきや1話しか出てこない。

そんな役だそうです。

それ今考えたの?と驚く矢野さん。

 

拡樹ワールド全開でした。

その朝ドラめっちゃ見たい。1回だけなんて言わず、かき氷のお兄さんがまた出てくるように局にリクエストを送る所存です。

でも鈴木拡樹が出る大河は渇望してます。

 

最後は「無人島に1人と1つ物を持って行けるなら何にするか」

無人島シリーズはよく聞かれるけど、人と物との欲張りセットは初めてとの事。

少し考えてから「加藤将と木刀」に決まりました。

理由は加藤将くんならずっと木刀振ってて、暗くならなそうだからww

(後から気がついたけど拡樹くん、人と物はセットで何かさせるという方向で考えてたのかな)

 

「プレゼント抽選のコーナー」

このコーナーでは拡樹くんが客席の番号が書かれたくじを引いて、

今日の拡樹くんチェキ×5

イベントポスターのサイン入りブロマイド×3

サイン入りA2サイズポスター×2

が当たります。

 

イベント1回目は1階席が多く当たったそうです。上の方から取ったり下の方から取ったりしているのに何故か偏るらしいw

最初の当選者は2階席。おめでとう!……と思いきや、今日は来られていない空席でした。

 

これを皮切りに、最初の5枚は4枚が2階席、1枚が3階席のお客さんに当たりました。矢野さん曰く、イベント全体でバランス取ってるのかな…と。

 

次のサイン入りブロマイドは箱の角から1枚ずつ引きましたと拡樹くん。

2階席…と思いきやまたも空席。

仕方ないのでもう1枚引きます。

 

こんな調子でこの後も2階&空席を次々と引き当てる拡樹くん。おそらく4枚以上は空席を引いてたんじゃないかな。9割方埋まってる1階席のど真ん中、拡樹くんの目の前の席が当選→空席だった時は拡樹くんがくじ引きの神に弄ばれてる…!と思いました。

文字に書くと伝わりずらいですが、会場はまさかww嘘でしょwwwって感じでとても楽しかったです。隣の人が当選してたのでちょっと羨ましかったりw

最後の辺りは拡樹くんが「郵送で送った方が良いんじゃない?」と笑ってました。

 

というわけで、楽しいイベントも終わりが見えてきました。

本日1回目のイベントでは時間管理がピッタリで矢野さんは褒められたそうですが、今回は拡樹くんが空席を沢山引いたので、「時間が遅れたら僕のせいです」とのこと。

 

ご挨拶のコーナー

これからの舞台についてお話してくれました。

リトショは岸さんが変更になって、阿部裕さんを迎えての再演。前回と同じく楽しむことは忘れず、前回演じてから時間を置いて深まったものを出せるようにする事にお稽古を使っていきたいと言っていました。

バクマンはまっきー、唐橋さん、片桐仁さん…と共演経験のある方をあげられ、クリエイティブなメンバーが揃っているので、「来られる人は是非来てください」と今回のイベントを締められていました。

うー、早く「劇場でお待ちしています」が聞ける日が戻ってきて欲しい。

 

最後は登場時と同じく、拡樹くんは後ろの扉へ一旦退場。舞台の階段から降りて会釈、通路の途中で会釈と会場を出るまで何度も客席に小さくお辞儀してくれていました。

至近距離なので心の中で拝みながらこちらも拍手と会釈。

 

舞台上にビニール幕の透明な衝立が立てられ、A列の人達が最初のお見送りに並んだら、誘導の女性のスタッフさんと屈強な男性スタッフさんに挟まれて拡樹くん再入場。

ビニール越しではあるものの、お見送りをしてもらいました。こちらも一礼して両手を振って立ち去るというような流れなので、じっと見つめる時間は無いのですが、合った目がとっても大きくてきれいだなぁと…それが印象に残りました。